アドバンスグループ産業医 植田真史 アドバンスグループ産業医 植田真史
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マインドフルネスで実現する、
新しい健康経営のかたち。
マインドフルネスで実現する、
新しい健康経営のかたち。

アドバンスグループ産業医 植田真史

福岡県生まれ。眼科医だった頃にうつに悩まされたが、マインドフルネスをきっかけに快復。その際の経験から精神科医に転向、渡米してMBSRの講師資格を取得。アドバンスグループの産業医としてマインドフルネスを通じた健康経営の推進に取り組んでいる。
※MBSR: マインドフルネス ストレス低減法

ーマインドフルネスとその効果について教えていただけますか?

マインドフルネスとは「今の心身や周囲の状況にはっきりと気づいている力」のことです。精神的に不調のときは目の前のことに集中できず、頭の中がいろんな悩みでいっぱいになりがちです。そういった状態を「マインドレス」と呼びます。
反対に、マインドフルな状態では、今の自分の状況や周囲の状況にしっかりと気づくことができます。
マインドフルネスを実践することで、自分自身や周囲の状況に対する「気づき」の力を養っていくことができ、心や身体のストレス反応にも敏感になり、自己理解や他者理解が深まっていくのです。
これは単なるストレス解消法ではなく、総合的なwell-being(心身ともに満たされた状態)の向上に貢献する実践方法だと考えています。

ースタッフのメンタルヘルスケアをおこなう際に意識している点はありますか?

まずはしっかりとお話を伺うことを心がけています。
産業医として、2ヶ月に1回、ご予約いただいたスタッフの方と、基本的にはご対面で健康相談会をする機会があります。健康やメンタルに関する心身のことは、どのようなことでもご相談可能なのですが、性格や抱えている課題は人それぞれですから、先入観なく伺うことが大切だと思っています。
お話をお聞きするだけでも、ご相談者様がご自身の状況を客観視できたと言ってくださることもありますし、すっきりした顔で面談を終えていただくととても嬉しいですね。

ーマインドフルネスの実践について、スタッフの皆さんからどのような反応がありましたか?

これまでのアンケートでは
「普段の生活の中でも自分の感覚に意識を向けたい」
「ゆったりした時間を過ごすことができて気持ちにゆとりが持てた」
「瞑想というと、座禅組んで床に座って、というイメージでしたが、五感に意識を向けること、と捉えると日常でやれるんだということが分かって目からウロコでした」
といった声をいただいています。
マインドフルネスというと一般的には瞑想のイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、瞑想とは「五感に気づく練習」のことです。
呼吸に意識を向けることや体の各部位に意識を向けるなど、今この瞬間の感覚に意識を向ける活動とも言えます。
マインドフルネス研修を通して「先のことに関する不安や過去の後悔をよく考えてしまい、今の自分を見失っていることが多々あると感じました。マインドフルネスを通して今の自分をしっかりと感じ、深い呼吸で毎日を過ごしたい」という声もいただいています。
日常生活の中でも自分に意識を向けることの大切さや、”今この瞬間”に意識を集中することの重要性が伝わっているようです。

ーアドバンスグループでは「働く人々を支える業務」が主体となりますが、マインドフルネスはチームワークにどのように寄与していますか?

マインドフルネスな状態だと、自分や相手の体調、抱えている業務量などを考慮に入れたコミュニケーションが可能になります。また、感情に囚われにくくなるので、怒りなどのネガティブな感情が生じても、自分の感情に気づき、俯瞰することができます。
不測の事態が起きた時も感情に捉われずに対応する能力が備わっていくため、より良いチームワークの構築につながります。そのため、スタッフお一人お一人のヘルスケアに関する意識を変えていくことが重要だと考えていて、マインドフルネスは適したツールだと思います。
なぜなら、自分の五感を感じ取る力は、その人自身にしか養えないからです。
マインドフルネスがスタッフそれぞれに備わっていけば、ご自身の心身の状況、また人間関係の状況にはっきりと気づくことができ、スタッフ個人や組織を健康にしていくためのきっかけになると確信しています。

ー植田先生ご自身は、パフォーマンスを保つために何か実践されていることはありますか?

瞑想は大切ですね。元々頭がすぐにいっぱいになりやすく、今の世の中は情報に溢れていますから、油断をするとすぐにうつ気味になってしまいます。
なので、1日のうち少しだけでも静かに瞑想する時間をとると全然違いますね。
以前はYouTubeで毎朝ライブ配信を行い、みんなで瞑想をする時間を設けていました。

僕は元々、人からどう思われているだろう?と必要以上に気にしてしまうタイプなので、定期的に人前に出ることで、「自分のことなんて(いい意味で)誰も気にしていない」と確認できますし、みなさんから温かいコメントをもらったりして交流することが、自分のメンタルにとって大事だと思っています。

メンタルヘルスケアの一環として瞑想を指導しているのもあるのですが、結局は自分のメンタルヘルスケアになっている側面も大きいですね。

ー大切にしている考えや信念がありましたら教えてください。

自分が医師だと思い込まないようにしていることです。僕は自分のことを医師免許をもった人間と捉えるようにしています。
それは自分自身が多面性や意外性のある人に魅力を感じるからです。そして自分もそうありたいと願っています。
このサイトのタイトルはBe:Sideですが、B面だけでなくC面、D面…とたくさんある人になりたいからです。そのためにも、人生において遊び心を忘れないようにしたいなと思っていて、プライベートでは色々なことに挑戦しています。
多趣味なので、なかなか続かないのが玉に瑕ですが、その中でも続いているものがいくつかあります。

趣味のタップダンス:写真はジャズバンドとのセッション
趣味の離島めぐり:写真は与那国島

アドバンス以外でのプロジェクトとしては、快生館での湯治ワーケーションで瞑想指導もしています。

その他、基本的にオンラインで一般向け、法人向けの瞑想指導を行なっております。

運営団体URL https://mbsr.science/